今年も東京学芸大学に行って参りました。
今年は1コマだけとのことでしたので、4スタンス理論の存在を知っていただき興味を持ってもらえるような切り口でお話してきました。
まずは全員に共通な立ち方、座り方を。そして全体定理から個体定理(4スタンス)の順で説明していきました。
今まではいろいろなタイプチェックの仕方でご自分のタイプを推定出来るようにしていたのですが、実際のところ正確なタイプは出にくいこともあるので、今回は思い切ってそこを省き、もっと突っ込んだタイプ特性のお話や音楽面での特徴で紹介してみました。
昨年の授業を聞いてとても興味を持ってくれたという上級生の学生さんが今年の授業も聞いてくれていて、授業後に声をかけてくれました。「昨年の授業を聞いてからとても楽になりました。さらに勉強していきたいと思っています！」とのことで、とても嬉しくまた心強く思いました♪
自分が何タイプであるか、よりも、教えられてきたやり方は一つだけれども自分に合ったやり方かどうかは慎重に見極めた方が良い、ということと、自分は自分のままで良いということ、そして他者もその人のままで良いということを知ってもらえたら十分に意味のあることではないかと思います。
そして将来、日本中の学校現場で教育に携わっていくことになる未来の先生たちが、『何かのやり方は一つではない』ということを知っているか否かはこの国の未来に大いに関わってくると思います。
皆が自分らしく生きられる世の中になる種まきになっていることを願って帰途につきました。
