朝目覚めてもまだ心がじんわりとしています。
Music Salon 18th Concert 、無事行うことが出来ました。東京から参加予定だったピアニストの生徒さんがご家族に陽性の方が出てしまい出演が叶わなかった他は、皆さん元気に迎えることが出来ました。
前回のコンサート後に卒業生たちが盛り上がり、今日に向けて約1年かけて準備してきてくれました。そしてまた、この春に新大学1年生になった男子２人も忙しい中、ソロとアンサンブルの両方で参加してくれました。
OGたちは全員社会人で、仕事納めにあたる今日を何とかして参加してくれました。またその内の一人は6月に赤ちゃんを産んだばかりです。
久しぶりに聞く、巣立って行った昔の生徒さんたちの演奏は、どの演奏もまず音が美しく、そして愛が溢れていました。
忙しい日常の中に一生懸命時間を工面して大切に取り組んできたのが伝わる演奏でした。
私が伝え続けてきたことはこれだったんだ、と10年位経った今、あらためてそのことを再確認させられました。
現役の生徒さんたちはきっと”一生懸命”さが先に立ってしまうと思いますが、将来、こんな風に自由に音楽を楽しめるように育ってほしいなぁ、とあらためて思いました。そして、保護者の方々にもそのような未来を信じてあたたかく応援し続けていただけたら、と思います。
また今回はお客様としても昔の生徒さんやご父兄の方も足を運んでくださった方がたくさんいらして感激でした。
すっかりママになって、可愛らしいお子さん2人を遠方から連れて来てくれたり、応援に駆けつけてくれたパパさんなどなど、すっかり同窓会のような雰囲気になり、本当に懐かしくあたたかい時間でした。
18回目を迎えたMusic Salon にとって、今日はとても意味のある1日でした。
帰宅後、参加してくれた皆さんやご家族の方々から様々なご感想が寄せられ、それまもたとてもありがたく嬉しい内容ばかりでした。
ピアノを習ったことが”生きる力”につながることを願って、また一歩ずつ歩んでいきたいと思います。
