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全日本吹奏楽コンクール

とても貴重な経験となりました。
先週の土曜日、全日本吹奏楽連盟の吹奏楽コンクール東北大会が開かれたのですが、そこに前日から付き添ってほしいというご依頼を受けまして、開催地である青森に行ってまいりました。

直前、というよりその時に私が行くことで一体何が出来るのだろう?と思いながら出発したのですが、顧問の先生の頭の中にはしっかりと私の“使い道“が思い描かれていたようでした!

(この高校には5月に一度伺っていて、吹奏楽部、野球部、剣道部、陸上部、バスケ部合同で4スタンス理論について聞いていただいており、各部の様々な躍進についても嬉しいご報告いただいております!)

吹奏楽コンクールでは、様々な打楽器と大人数の入れ替えを決められた数分でしなくてはならないので、練習はまずそこから始まりました。一度動きを見てアドバイスを求められました。

『なるほど!ここが私の出番なのね💡』と思いながら、4スタンス理論における全体理論であるセッティングについて、物を扱う際の注意点をもう一度復習し、歩き方についてもアドバイスしました。
これは本番でもしっかり活かされていたようで、SNS上で、「出入りから違う!」という声が聞かれたそうです👏😃

日頃からご指導されている各楽器の講師の先生方もほとんどの方が4スタンスを実践されている方たちでしたのでいろいろな場面で話が早かったのですが、大人数での合奏でのアドバイスの仕方にこそ、4スタンスが活かせる、ということが実感出来た貴重な場でした。

音楽の感じ方が(身体の使い方の差異ゆえに)一律ではないことを4スタンス理論を学んだことのある方ならご存知だと思いますが、テクニカルなことについてのより細かな指示が増えてくると、もっと整えたいのにかえって上手くいかない、という場面が時々見受けられました。
こんな時にも4スタンスの出番でした。

各タイプの特性を考えた時に起こっていそうな事を予想してそこを取り除いていく作業は、個別にアドバイスすることとは全く違って本当におもしろい時間でした。

そして一瞬で全てが整っていく様子を見ることが出来たのは私にとってとても貴重な経験でした。

最後の最後まで「立つ」を復習し続け身体を緩めてから本番に臨んだこの学校の演奏は、練習の時以上にさらに説得力のあるものとなっていました。

無事に全国大会への切符を手にしたとの一報を受け、とても嬉しい気持ちになりました🤗

譜読みの段階からご指導されてきた講師陣の先生方、そして最後まで緻密な仕上げに尽力されていた顧問の先生のお力に圧倒されながらも、貴重な最後の仕上げに同席させていただくことが出来てとても勉強になりました。
ありがとうございます‼︎

全国大会でも是非素晴らしいサウンドを披露してくれることを心より願っております✨