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生徒さんたちから

ここ最近、連続で生徒さんたちから嬉しい報告がありました。
まず14日(月)、宮城県芸術協会音楽コンクールピアノ部門本選に出場した生徒さんが、上級Aで「優秀賞と作曲者賞をいただくことが出来ました!」との一報が。
優秀賞ももちろん嬉しいのですが、何より作曲者賞は格別です✨

もうこの世にはいない作曲家たちからはコメントをいただくことは叶わないけれど、何しろ生きていらっしゃる作曲者の方に自分の演奏を聞いてもらえる機会というのはそんなにあるものではありません。
譜面を丁寧に読む、という作業は作曲者が生きていても亡くなっていても同じなのですが、今回は今までとは少し異なるアプローチも取り入れてみました。
私の4スタンスで培ってきたタイプ別の特徴から推測した『楽譜の裏側に潜んでいる(と思われる)もの』をちょっと当てはめてみたのです。これは完全なる実験でした。が、思った以上に功を奏しました。

楽譜に忠実に演奏しているけれども、なんとなくハマりきらない、乗れない、という時には、もしかすると演奏者と作曲者のタイプが違うのかもしれないのです。
ここで4スタンスの出番。とはいえ、特に亡くなっている作曲者の場合は身体が消滅していますからタイプチェックは出来ません。それでも、楽譜を見ているとうっすらと匂ってくるタイプ特性があるのです😏仮説ではあるし遊びの域は出ませんが、試しに「そうだとすれば」という解釈をプラスしてみると不思議とおさまるところに心地良く着地する、ということがあります。

初めは『身体の使い方には4通りあって、自分に合った使い方をお勧めします』という話でしたが、4スタンスの研究も日々進んできて、だいぶ音楽の核の部分に関わる話にまで広がってきています。

自覚はしていなくても肉体を持っている以上、私たちは無意識であれ自身の身体からの影響を相当受けていることが分かってきています。ということは、もしかすると様々な物事への見方、捉え方もそういったことを前提として考えても良いのではないか、と思うようになってきています。

話を戻しますが、そのコンクールの講評が後日届きましたが、今まで多くの生徒さんたちが様々な講評をいただいてきましたが、これほどまでに全員から異口同音にいろいろな面を褒めていただいたのは初めてかもしれません。
本人が苦労しながら一つずつ向き合って手に入れていったもの、もしかすると全てがしっかりとそれぞれの審査員の方たちに伝わっていたようで、私もとても嬉しくなりました。審査員の先生方が本当に細やかに聞いてくださったのが伝わる講評でした。ありがたいことです。

そして県立高校の合格発表日には、「第一志望校に無事合格しました!」との報告が!🌸
県内最高倍率だったらしいので喜びもひとしおだったことでしょう。

さらに、この春高校を卒業した元生徒さんたちからは進路が決まりました!と嬉しい報告でした。
ピアノにもしっかり取り組んできた子たちでしたのできっと目標に向かって確実に歩を進めるるだろうと信じておりましたが、具体的な進学先を告げられると感慨深いものです。

受験に専念するためにピアノの定期的なレッスンからは卒業した生徒さんたちがこうして報告してくれるのは本当に嬉しいです。

定期的なレッスンからは卒業しても、またきっと演奏を聞かせてくれる日が来ることを楽しみにしています♪