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リポーズを続けてくださっている方からのご報告

リポーズトレーニングに参加された方から「調子が良いです」とその日の夜にご連絡をいただきました。
合わせて一つだけご質問が書かれてありました。その方のタイプであれば全く問題の無い事でしたので、そのようにお答えしました。
すると急に、昔どなたかから受けたレッスンで言われた言葉をずっと信じて守ってきたせいで、ご自身に不具合が起きていた!ということに気付かれたようで、全てのことに納得がいかれたようでした💡
不具合が起きていた指の問題もそちらの疑問が解決すると同時に消えたようです!

身体の理屈ではこうなるはず、と思うことがなぜかスムーズにいかない、ということは珍しいことではありません。
過去に誰か(おそらく指導者の方)から言われた言葉を100%真実だと思って忠実に守りながらやってきた結果、そういうアドバイスを受けたことすら忘れてしまっている、つまりは確実に身に付いてしまっている状態の場合、こちらがその人に合っていると思われるアドバイスをしたとしても、勝手にあるいは無意識に、その楽器を演奏する場合の常識として、その刷り込まれている[その人には実は合っていない]『何か』もやろうとしてしまうことで、結果、自由度は失われ、また場合によっては身体のどこかで矛盾が起きてしまい、上手くいきにくい、ということになるのです。

4スタンスに出会ったけれど、今ひとつ効果が感じられない、という方の場合、最初から上手くいっていたか、そうでなければ、思い込み、信じていることを丁寧に見直してみると、そこに貴方の急激な進歩を阻んでいる何かが潜んでいるかもしれません!

マスター級トレーナーにそれらの「当たり前」と思っている大前提について言葉で伝えて確認してみれば、おそらくすぐに明確な答えが返ってくることと思います!

ずっと4スタンス理論をお伝えし続けてきて、つまるところ、それにどうやって気付けるか、また納得していただきつつそれを手放していただくか、というところがとても難しいなぁと感じています。
たいていそこはその専門のコアな部分であることが多いので、当たり前過ぎて疑うことが無いばかりか、気付けたとしても、その業界的には非常識かもしれない事になってしまう場合もあったりして、何ともいろいろ悩ましい限りです…。

今回のご報告はそう言う意味で、リポーズで身体が整ってきたご本人がご自身でそこに気付かれたとても貴重なケースだと言えると思います。

今回はリポーズトレーニングに参加された全員がとても良い感じに変化してきていたのを強く感じた回でした。(初めてお会いした数年前とは姿勢がまるで違っていました!)

最近ではリポーズにいらした方たちは次の予約をされていくことが多くなってきていて、ようやく皆さんにリポーズの大切さが浸透してきたようでホッとしております。

数回で思うように変化しないことで残念ながら離れていってしまう方もいらっしゃいますが、こうして継続してくださっている方たちがお会いするたびに目の奥の輝きが増している様子を拝見していると本当に頼もしく思います。

「久しぶりに気持ち良く吹けました♪」との文面にこちらまで心から嬉しくなりました☺️