『音楽家のための4スタンス理論集中セミナー』山野楽器仙台店にて昨日無事開催されました。
今までのセミナーと違う印象だったところは、参加された皆さんはSNSではなく、お店からの直接のご案内で知った方がほとんどだったところです。そして、普段から私のところで一緒に学んでいるスタディーグループの心強い仲間たちと、同じくマスター級トレーナーである小田島氏もご参加くださいました。
初めて一日集中セミナーという形をとり、最後のパーソナルレッスンを聞いていただくところまでをセットにしてみたのですが、その後の座談会的な時間にお一人お一人の感想を伺ったところ、各人が感じ取ってくださったことや大切だと思ったこと、今後に活かせそうと希望をもってくださったことが非常にバラエティーに富んでいて興味深く感じました。なかでも、本格的にピアノを学ばれているお嬢様のパーソナルレッスンを見守られていたお母様が、「身体が変わっていくにつれて心も開放されていったように感じました」というお話が心に残りました。それをきっかけに、4スタンス理論の真の意味、身体と心の関係についても少しお伝えすることが出来たと思います。
すでにリポーズやパーソナルレッスンを継続してくださっている諸先輩たちからは、これを継続してきたことでどれだけ自身が救われたか、というお話も加わり、一様にマスクの上に見えている目には明るい未来が見えているようでした。
3名のパーソナルレッスンはお一人30分づつ
確保してあったのですが、どの方もサクッと早目に解決してしまう感じでした。
お一人目のギターの方にはフラメンコの伴奏の際に出したい響きを作るアドバイスを4スタンス的な観点からさせていただきました。ギターはいくつか弾き姿勢があるそうで、その方にはどれが合っているか、なども検討してみたりして、私にとっては大変新鮮な時間でした♪
お二人目は本格的に学ばれている音大生の方で、先生にしょっちゅう注意されることについてと、左手の自由度についてが具体的なお悩みとしてありました。
正しい立位や座位で音が変化していき、ご本人も弾きやすさを感じてくださったのですが、最後の最後に私が気になっていたポイントに思い切ってメスを入れてみました。それはこの方のタイプらしい音楽の方向性とでも言えば良いでしょうか。音のイメージ(捉え方)をお伝えして弾いていただいたところ、見事に大きく変化しました👏👏👏そして今まで以上に生き生きと、細かなニュアンスやご本人がやりたかったことがしっかり伝わる音と音楽に大変身🌻まるで別人のようでした。ご本人も、「やりたいことが自然に全部出来ました！」とキラキラの笑顔を見せてくれて本当に嬉しい瞬間でした😊
この方の場合、おそらくタイプが真反対と思われる指導者の先生のアドバイスのひとつひとつがいちいちこの方のやりにくさと不自然さを誘発していたようでした。こういうことが今こうしている間もあちこちで当たり前に起きているのが現状と言って良いと思います。
真面目に素直にやろうとすればするほど不自由になるなんてあまりにも気の毒です。先生の側だって不本意なはずです。だからこそ、4スタンス理論について、詳しいことは分からなくていいから『みんな同じではないのだ』ということだけでも本気で一回は聞いていただきたいのです。
音楽愛好家の方たちがより楽に弾けるようになるお手伝いが出来るのも喜びですが、それ以上に、プロの方たちやその道を目指す方たちに、その才能をつぶさずにそして身体も壊さずに大事にしていくやり方があるのだ、ということを知っていただきたい！というのが私の一番の願いです。
3人目の方は演奏についての具体的なお悩みというわけではなかったのですが、譜面上の見たままの捉え方だとその方のタイプの場合、身体の自由な動きが出にくくなるようなドビュッシーの作品でしたので、そのことについてと、流れの作り方や大きな音の鳴らし方などについてアドバイスさせていただきました。この方も次第に変化されていき、最後には流れ良い演奏を聞かせてくださいました。
3者3様の内容で、おそらく聴講されている方たちもおもしろかったのではないかと思います。
いつもであれば30分は短く感じるのに、今回は十分過ぎるほどに感じたのが不思議でした🤔
山野楽器楽譜売場の相馬さんの熱意により実現できた今回のセミナーでした。貴重な機会を作っていただき心より感謝申し上げます✨
今までのセミナーと違う印象だったところは、参加された皆さんはSNSではなく、お店からの直接のご案内で知った方がほとんどだったところです。そして、普段から私のところで一緒に学んでいるスタディーグループの心強い仲間たちと、同じくマスター級トレーナーである小田島氏もご参加くださいました。
初めて一日集中セミナーという形をとり、最後のパーソナルレッスンを聞いていただくところまでをセットにしてみたのですが、その後の座談会的な時間にお一人お一人の感想を伺ったところ、各人が感じ取ってくださったことや大切だと思ったこと、今後に活かせそうと希望をもってくださったことが非常にバラエティーに富んでいて興味深く感じました。なかでも、本格的にピアノを学ばれているお嬢様のパーソナルレッスンを見守られていたお母様が、「身体が変わっていくにつれて心も開放されていったように感じました」というお話が心に残りました。それをきっかけに、4スタンス理論の真の意味、身体と心の関係についても少しお伝えすることが出来たと思います。
すでにリポーズやパーソナルレッスンを継続してくださっている諸先輩たちからは、これを継続してきたことでどれだけ自身が救われたか、というお話も加わり、一様にマスクの上に見えている目には明るい未来が見えているようでした。
3名のパーソナルレッスンはお一人30分づつ
確保してあったのですが、どの方もサクッと早目に解決してしまう感じでした。
お一人目のギターの方にはフラメンコの伴奏の際に出したい響きを作るアドバイスを4スタンス的な観点からさせていただきました。ギターはいくつか弾き姿勢があるそうで、その方にはどれが合っているか、なども検討してみたりして、私にとっては大変新鮮な時間でした♪
お二人目は本格的に学ばれている音大生の方で、先生にしょっちゅう注意されることについてと、左手の自由度についてが具体的なお悩みとしてありました。
正しい立位や座位で音が変化していき、ご本人も弾きやすさを感じてくださったのですが、最後の最後に私が気になっていたポイントに思い切ってメスを入れてみました。それはこの方のタイプらしい音楽の方向性とでも言えば良いでしょうか。音のイメージ(捉え方)をお伝えして弾いていただいたところ、見事に大きく変化しました👏👏👏そして今まで以上に生き生きと、細かなニュアンスやご本人がやりたかったことがしっかり伝わる音と音楽に大変身🌻まるで別人のようでした。ご本人も、「やりたいことが自然に全部出来ました！」とキラキラの笑顔を見せてくれて本当に嬉しい瞬間でした😊
この方の場合、おそらくタイプが真反対と思われる指導者の先生のアドバイスのひとつひとつがいちいちこの方のやりにくさと不自然さを誘発していたようでした。こういうことが今こうしている間もあちこちで当たり前に起きているのが現状と言って良いと思います。
真面目に素直にやろうとすればするほど不自由になるなんてあまりにも気の毒です。先生の側だって不本意なはずです。だからこそ、4スタンス理論について、詳しいことは分からなくていいから『みんな同じではないのだ』ということだけでも本気で一回は聞いていただきたいのです。
音楽愛好家の方たちがより楽に弾けるようになるお手伝いが出来るのも喜びですが、それ以上に、プロの方たちやその道を目指す方たちに、その才能をつぶさずにそして身体も壊さずに大事にしていくやり方があるのだ、ということを知っていただきたい！というのが私の一番の願いです。
3人目の方は演奏についての具体的なお悩みというわけではなかったのですが、譜面上の見たままの捉え方だとその方のタイプの場合、身体の自由な動きが出にくくなるようなドビュッシーの作品でしたので、そのことについてと、流れの作り方や大きな音の鳴らし方などについてアドバイスさせていただきました。この方も次第に変化されていき、最後には流れ良い演奏を聞かせてくださいました。
3者3様の内容で、おそらく聴講されている方たちもおもしろかったのではないかと思います。
いつもであれば30分は短く感じるのに、今回は十分過ぎるほどに感じたのが不思議でした🤔
山野楽器楽譜売場の相馬さんの熱意により実現できた今回のセミナーでした。貴重な機会を作っていただき心より感謝申し上げます✨
