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なぜ4スタンスなのか?仙台4スタンスセミナー

[4スタンスを知ってから言えなくなった言葉]

•指を立てて!
•浅く腰掛けて!
•手首から脱力して!……etc.

これらの言葉はピアノ指導の基本中の基本として日常的に生徒さんたちにかけることが多い言葉ではないでしょうか?

4スタンス理論を学んですぐに血の気が引いていくのが分かりました。今まで正しいと信じて伝えてきたことが間違いだったなんて…。

ピアノの常識ではこれらの言葉が間違いかもしれないなんて、誰も信じないことでしょう。

でも、身体の仕組み上、全ての人が同じセオリーで動いているわけではない、ということを説いている4スタンス理論に則った時、上記の言葉を一律にかけることはとても危険なことだと瞬時に悟ります。(他のメソッドで例えば指を伸ばして使う、というものがあったとして、それでも全員に一律同じことを要求しているのならそれも危険なことだということです)

まだ正式に4スタンスを勉強する前に、テレビで得たわずかな知識だけでしたが、当時大学生だった生徒さんで試してみたことがありました。今まで私が指導してきた事を全て忘れてもらい、深く腰掛け、肘は積極的に動かしていいし、背筋を伸ばさない姿勢で弾いてもらったのです。

最初の一音で雷に打たれたようなショックを受けました…。当時勉強中だったモーツァルトのソナタ。透明感のある明るく澄んだ音がポーンと響きました。それまでどんなに頑張っても決して出なかった伸びやかな音でした。

生徒の努力が足りなかったんじゃなかった…
良かれと思ってしてきた私の指導のせいで出来なくさせていたなんて…

これが私が音楽指導、とくにピアノ指導をなさっている方々へ一刻も早く伝えなければ‼︎と必死になっている理由です。

生徒さんのみならず、指導者の中にも自らの手や身体を壊している方も多く見受けられます。あるいは自信が持てず、人知れず演奏活動から身を引いてしまっている方たちも。

もしかすると、自分に合わない身体の使い方のせいかもしれないのです。

私の見立てでは、ピアノの常識に当てはまるタイプは4タイプのうちのひとつだけなんです😵

残りの3タイプの人は?
わざわざ力が入らずコントロールしにくいセッティングにさせられて、それが「ピアノを学ぶことだ」と信じて練習に明け暮れている、ということになります。

根性論好きな日本人は努力無しに楽に何かを手に入れることにあまり価値を見出さない傾向があるようです。

でも、持っている能力を使わないなんて、もったいないではありませんか!
私はただその事にみなさんに気付いて欲しいだけなのです‼︎

気になる方は個人的に連絡くださっても構いません。パーソナルレッスンもしておりますし、お友達同士のグループでのレッスンも可能です。

少し先ではありますがカワイ仙台さんの全面的なご協力でセミナーも行います。

ひとりでも多くの方にこの思いが届きますように…✨✨✨