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新年レッスンスタート

年末のコンサートを経て2019年のレッスンが始まりました。
コンサートや本番の後は、感想を丁寧に聞くことにしておりますが、共通して見えてくることは、皆、自分には厳しく他者にはあたたかい、ということです。
自分自身の演奏にはたくさんの反省点があるけれども、他の人の演奏は、素敵なところや良い点を見つけているようでした。そして共通して感じていたことは、他の人の成長のすごさ、だったようです。
中学生の男の子は、小学生の女の子の演奏を聞いて、「なんて素直でステキな演奏だろう、ととても心が洗われました」と感心していました。その一方で、まだ小学1年生の子が、中学生のお兄さんたちの演奏のファンで、演奏をビデオに撮って欲しい、とお母さんに頼んでいたようです。そのお母さんは、見るからに体育会系の受験生の男の子の演奏があまりにすごくて涙が出ました、と話してくれました。
また、中学生くらいの子たちは、他の人の良い所から自分も学ぼうとしている様子が感じられました。
また、音楽の楽しみ方の原点として、もっとサロンコンサートの場で日頃から連弾をしていきたいなぁ、という意見も出て、私自身もハッとさせられました。

ここ数年、とても上手になる生徒さんが増えてきた一方で、お互いを応援し合ったり学びあったりという姿勢が以前に比べて少し見えにくくなっていることは感じていました。
その生徒さんが指摘してくれたように、やはりもっと日頃から多角的に音楽に触れていることはとても大切です。気持ちをあらたに、今年はそんなことを大切に取り組んでいけたらいいな、と思いました。

今日レッスンに来る子たちはどんな感想を話してくれるか楽しみです😊