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Music Salon 14th Concert

Music Salon 14th Concertは2018年12月28日(金)に無事終了いたしました。

今回のテーマは「古典期」でした。
今までピアノ指導に関わってきて主にコンクールなどで違和感を覚えることが多かった古典期作品の演奏法。もしかすると指導する側も良く分かっていないのでは?と思わされる場面に多々遭遇してきました。古典期の作品を演奏する際に知っておかなくてはならないこと、他の時代、例えばロマン期とはどう異なるのか、などをレッスンはもちろんのこと、勉強会の場で皆で確認し合いました。
4スタンス 理論に照らし合わせると、(私のとらえる)タイプによる傾向と対策がおもしろいほど当てはまるので、レッスンの中でもビフォーアフターのような『一瞬で変わる』というおもしろ現象が次々現れました😮

コンサートでは、違いをしっかりつかんでもらうために、可能な範囲で他の時代の作品も組み合わせてプログラムを考えてもらい、結果、一人一人がリサイタルステージのようになり、長時間弾き続けるというハードな内容となりました。

今年は準備期間がとても短かったので、皆、とても大変だったと思います。それでも限られた時間を可能な限り有効に使って一生懸命取り組んでくれたように見受けられました。

分かってほしかった古典期の演奏法。
他の時代と組み合わせたことで、この点についてはとてもハッキリと浮き彫りになりました。バロックから古典期、あるいは古典期からロマン期と演奏曲目が変わると音色もスタイルもガラリと変わる様子は聞きにいらしてくださったピアノの先生にもほめていただきました!

第2部はいろいろなアンサンブルを楽しむステージです。連弾はもちろんのこと、今回はフルート、オーボエ、ホルンと管楽器の音色を堪能しました。また、仙台を離れているOBやOGも駆けつけてくれて久しぶりの演奏を披露してくれました🎶
音楽でつながり続けるって素敵だな、とあらためて感じたコンサートになりました。出演された皆さん、支えてくださったご家族の方々、聞きに来てくださった方々、本当にありがとうございました😊